かなり間が空いてしまいましたが...
今年の6月に学校は無事に修了し、その後すぐ帰国しました。6/10に修了式があり、その後6/12発の飛行機に乗ったので、本当に修了後すぐ、という感じでした。 
帰国するか残るか、これは悩みましたが、4月中下旬ごろに決断しました。そのあたりについて書きたいと思います。 

もともと渡米する前は、 修了後にOPTも含めて3〜5年程度働いて帰国しようと思っていました。 働かずに帰国することを決めたのは、「どこに住んで何をすれば1番自分が生活しやすいか」を中心に考えた結果です。サンディエゴは素晴らしい街です。ただ、母国語でない言葉を毎日話して、アメリカの食生活で暮らし、友達も家族もいない場所で暮らすというのは結構大変なことです。覚悟はしていましたが、思っていたよりも大変でした。

スポーツ系の仕事に就きたいとは思っていたので、いくつか応募したり、面接を受けたりもしましたが、やはり実力不足で...。母国語でない英語で働くというのは大変なことですね。インターンはなんとかなりましたが、その会社ですら正社員としては入れなかったので、日本人が現地の会社で働くというのはいかに大変か身にしみて感じました。反対の立場に立てば分かりやすいかもしれませんが、自分の会社(日本)に、日本語を完璧ではない外国人がいたら、ちょっと働きにくいですよね?

日本はサンディエゴに比べて湿度も高くて蒸し暑いし、サンディエゴでは見ないスーツを着て会社に行くし、満員電車に乗らないといけないし、金曜日だからって4時頃に帰ることは許されないし...と挙げればマイナス面もたくさんありますが、それよりも家族や友達がいて、日本食が食べられて、言葉の壁もないし、生活面で苦労することもないし、プラス面がはるかに多いです。だから日本に帰って働く事を決めました。また、僕の場合は「スポーツビジネスを現場で学ぶ事」を一つの目標にしていたので、4か月のインターン期間に色々と学べたので、ある程度満足できた、というのも理由です。

何事もそうですが、「何が大事か」「何を中心に考えるか」を決めていれば、惑わされる事なく決断ができるのではないかなと思います。また、僕が常に心に置いている事の一つに「決断が正しかったかを振り返るのではなく、正しい決断をしたとなるように行動する」というのがあります。「あっちの道を選んでおけばよかった」と思った事はありません。常に自分が選んだ道がベストだと信じて行動していますし、ベストになるように全力を尽くしています。

帰国して1か月後から働き出していますが、この辺りは次回触れたいと思います。